お参りの作法
願いの言葉の見つけ方
相手がほしい、ではなく、どう在りたいかを言葉にします。
縁結びの神社で、どう願えばよいか分からない、という声があります。この記事では、願いの言葉の作り方を整理します。
願いの形の違い
| 形 | 例 | 起きること |
|---|---|---|
| 対象を求める | 恋人をください | 言葉が固定し、動き方が決まらない |
| 状態を求める | 落ち着いて人と向き合いたい | 行動に結びつく |
| 相手を操作する | あの人と結ばせてください | 相手の意思を扱っており、当サイトはすすめない |
| 感謝を述べる | 支えてくれる人に感謝します | 関係の見直しにつながる |
言葉の作り方
- いま困っていることを1つ書く。
- 困りごとを、自分の状態の言葉に置き換える。
- その状態について、今日できることを1つ書く。
- 願いの言葉を、状態の形で1文にする。
- 参拝のときに、その1文を心の中で述べる。
対象を求める願いを否定するわけではありません。ただし、状態の形にすると、参拝のあとの行動まで決まります。
願いの例
- 連絡が止まっている
- まず自分から、用件のある連絡を1つ出せるようになりたい。
- 関係に疲れている
- 無理に合わせず、自分のペースを保てるようになりたい。
- 出会いがない
- 新しい場所に、月に1度は出かけるようにしたい。
- 焦っている
- 周囲の言葉と、自分の期限を分けて考えたい。
よくある質問
具体的に願うほうがよいですか。
具体的なのは相手の名前ではなく、自分の行動です。
毎回同じ願いです。
構いません。同じ願いを述べるうちに、行動が定まります。
叶わないことが続きました。
願いは、行動を決めるための言葉です。結果の判定には向きません。
他人の幸せを願ってよいですか。
構いません。ただし、相手の意思を変える願い方は避けてください。
願いの言葉の例
状態の形に置き換えた例を並べます。そのまま使わず、自分の言葉に直してください。
| 状況 | 願いの例 |
|---|---|
| 連絡が止まっている | 用件のある連絡を、自分から1つ出せるようになりたい |
| 関係に疲れている | 無理に合わせず、自分のペースを保てるようになりたい |
| 出会いがない | 月に1度、新しい場所に出かけられるようになりたい |
| 焦っている | 周囲の期限と、自分の期限を分けて考えたい |
願いに相手の名前を入れないでください。相手の意思を扱う願い方は、当サイトではすすめていません。
願いが長くなった場合は、いちばん伝えたい部分だけを残します。
参拝のあと、願いに対応する行動を1つ決めてください。
願いの言葉は、短くする
願いを言葉にするとき、長くすると、何を願ったのかが分からなくなります。当サイトでは、次の形に整えることをすすめています。
- 誰の
- 自分のことか、二人のことかを決めます。
- 何を
- 名詞1つに絞ります。
- いつまでに
- 期限を入れます。入れられない場合は、見直しの時期を入れます。
例として、二人の関係を穏やかに続けたい、という形になります。願いの内容そのものは自由です。
避けたい言い方
他人の意思を動かすことを願う形は、避けてください。言葉としても、あとで自分の負担になります。
| 言い方 | 問題点 | 言い換え |
|---|---|---|
| 相手の気持ちを変えてほしい | 相手の意思に関わる願いです。 | 自分の関わり方を整えたい、とします。 |
| 必ず成就させてほしい | 結果を断定する形です。 | 時期を定めて、その間を整えたい、とします。 |
| 誰かを遠ざけてほしい | 第三者の状況に関わります。 | 自分の居場所を整えたい、とします。 |
言い換えの欄は、当サイトの提案です。宗教的な可否を示すものではありません。
願いを書き残す形式
願いは言葉にしただけでは残りません。次の形式で1行にすると、後で見返せます。
- 私は、という形で書き始めます。主語を明示すると、他人の願いが混ざりません。
- 何を、の部分は名詞1つに絞ります。形容を重ねると、内容がぼやけます。
- いつまでに、の部分で時期を決めます。決められない場合は、見直す時期を入れます。
- 最後に、願いを読み返して、他人の意思を含む語がないか確かめます。
この形式は当サイトの提案です。神社に決まった願い方があるわけではありません。
整えた言葉の確かめ方
言葉を整えたら、次の4点を確かめます。1つでも当てはまらない場合は、書き直します。
- 誰のことを願っているかが、読み取れるか。
- 願いが、自分の状態の形で1つに絞られているか。
- 時期、または見直しの時期が入っているか。
- 他人の意思を動かす語が残っていないか。
確かめた後の言葉は、記録として残します。神社に提出する形式が決まっている場合は、その形式に従ってください。
- 主語
- 私は、という形で書きます。
- 対象
- 名詞1つに絞ります。
- 時期
- 期限か見直しの時期を入れます。
- 見直し
- 他人の意思を含む語を外します。
願いの言葉の点検
整えた言葉は、記録として残す前に点検します。次の4点を順に確かめます。
| 点検する点 | 確かめ方 |
|---|---|
| 主語 | 誰のことを願っているかが読み取れるかを確かめます。 |
| 対象 | 名詞1つに絞られているかを確かめます。 |
| 時期 | 期限か見直しの時期が入っているかを確かめます。 |
| 他者の意思 | 他人の意思を動かす語が残っていないかを確かめます。 |
4点を確かめると、願いの言葉が短くなります。当サイトでは、短い言葉ほど記録として使いやすいと考えています。
この記事の立場 願いの言葉の作り方は当サイトの記述です。成就を保証するものではありません。
まとめ
願いは、対象ではなく状態の形にしてください。1文にまとめて、参拝のときに述べるだけで十分です。
この記事の立場 この記事は当サイトの記述で、外部の出典はありません。相性やご縁の動きを保証するものではなく、相手の評価には使いません。
出典
- 外部の出典なし
注記 願いの言葉の作り方と5手順は当サイトの記述です。外部の出典はありません。
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